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「わたしと介護」 第2回 木谷友美さん (1/3)

サンシャインの前は老健で

藤田 今日はお忙しい中、時間をとってくださってありがとうございます。

「わたしと介護」記念すべき第2回目のゲストは、特別養護老人ホーム・サンシャイン南蟹屋の木谷友美(ゆみ)さんです。

ようこそ、いらっしゃいませ。どうぞ、こちらへ。

木谷さん(以下敬称略) 木谷です。よろしくお願いします。

藤田 あ、藤田です。こちらこそよろしくお願いします。

どういうことになるか、(第2回目だけに)まだまだ暗中模索中なんですが、今回も木谷さんの魅力爆発であたりを木っ端微塵にしていただけたら、と思っています(笑)。

今日(6/16)は木谷さん、夜勤明けの朝、えーっ、9時半ということで、お疲れさまです(笑)。これからどれくらいかわかりませんが、体力の続く限り(笑)、楽しくお話を伺えたらと思っています。

ところで木谷さんにはあらかじめこちらからお聞きしたい事柄をまとめた質問リストをお渡しさせていただいております。それに対して木谷さん、ビッシリと答えを書いてきてくださって(笑)、 大変ありがたいです。

これによりますと、4年制の福祉系大学を卒業された、とあります。

そもそもなぜ福祉系の大学に進もうと思われたんです?

木谷 わたしの(父方の)祖母が認知症だったんですね。それを母が介護してて、それを見ながら育ったものですから、わたしも介護してみようかな?って思ったんです。母親を助けたいなって思って。

藤田 はあはあ。お母さん思いなんですね(笑)。

木谷 ええ(笑)。いつもお世話になってます。

藤田 ははあ(笑)。で、その大学は、卒業したらどういう資格が取れるんです?

木谷 わたしが行ってた学科が、医療福祉学科だったんですが、卒業したら社会福祉士の受験資格をもらえる、みたいな。で試験は落ちたんですけど(笑)。

藤田 いやあ(笑)。それと介護福祉士の受験資格ももらえるわけですか?

木谷 いえ、それはもらえません。介護福祉士はその後、老健に勤めているときに取ったんです。わたしが行ってたときは介護福祉士の受験資格をもらえる学科はなかったんです(笑)。

藤田 え、じゃあ、その大学に行って、社会福祉士を取って、何になろうと思ってたんですか?

木谷 その時は、相談員を目指してました。でも、あ、これ、無理だって思って(笑)。

藤田 無理だって?(笑)え、え?どうして無理だと?

木谷 もう、すごい、膨大な量なんですよ、覚えるのが(笑)。制度とか。あ、もう、これ無理だって思いました。

藤田 え、せっかく卒業したのに?

木谷 もう、大変なんですよ。知らないでしょうけど(笑)。

藤田 いや、そりゃまあ知らないんですが(笑)。

木谷 何年か頑張ったんですよ。これでも(笑)。でも、卒業してから老健に行って働いてると、社会福祉士より介護福祉士の方がネームバリュー?があるな、と思って、それから介護福祉士を取ったんです。

藤田 そうですか。じゃあ大学を卒業されて、すぐに老健に入られたんですね?それから8年勤められた、ということですが、入られてどうでした?

木谷 そうですね。人間関係がすごく良くて。

藤田 ほうほう。人間関係がすごく良かった?具体的に言うとどういう感じなんですか?

木谷 なんていうか、チームワークが良かったっていうか、悩んでることがあると、みんなで考えるみたいな感じだったし、老健だったんで、色んな職種の方がおられて、みんなで話し合う、みたいな感じだったですね。

藤田 そうですか。で、老健ではどんな仕事をするんですか?

木谷 特養と違って、老健は入所者様が3ヶ月毎に出ていくんですね。在宅復帰が目的なんです。家に帰るための準備をするところなんで、家を訪問して、様子を見て、その準備をする、という感じです。でもまあ、ずっとおられる方なんかもいて、特養に入るまでのつなぎの施設、という位置づけもあると思います。

藤田 はあはあ。わたしは老健も特養も知らないんですが、特養とはどんなところが違うんですか?

木谷 老健は、特養とあまり変わらないんですが、それにリハビリが加わるっていう感じです。

藤田 ははあ。でもそこのところ、もうちょっと詳しく(笑)。

木谷 いろいろやってたんですよ。学習療法とか外出行事、それにリハビリとか。そのリハビリは自立トレーニングといって、決まった時間に介護士がついて、フロアを歩きましょう、とかそういうのをやってました。それをワンフロア40人をマックス4人でみてたんです。

藤田 4人?たった4人ですか?

木谷 そうなんです。夜は1人でみます。それにケアプランを作らなきゃいけないし、老健なんで3ヶ月に1回はカンファレンスがあるし、そういう書類作りがすごい厳しかったですね。夜勤は1ヶ月に4回はあるし、体もきつくなって、結局体調を崩したんです。腰も悪くしたし、精神的な病気にもなりました。それで辞めたんです。

藤田 いつ辞められたんです?

木谷 去年の7月いっぱいで辞めて、翌8月1日からサンシャインさんに来させていただきました。

藤田 あ、そうか。そうなんですね。えー、じゃあ次の質問で、そのときの仕事、今の話で出た老健での仕事ですね、そのときの感想は?というものなんですが?

木谷 老健での仕事では、とてもやりがいを感じました。

藤田 はあはあ。具体的に言うと、どういうところにやりがいを感じられたんですか?

木谷 例えば、利用者様が家に帰ります、ということになったとき、じゃあ車椅子じゃなくて歩いてトイレに行けるようになりましょう、とか、ひとりずつニーズが出てくるんですよ。じゃあそれができるようにプログラム考えてやりましょう、ということになるんで、そこのところにとてもやりがいを感じました。

藤田 ははあ。なるほど。

木谷 その人に合ったメニューを考えたりとか、家を見せてもらって、手すりをつけようとか、家族さんも一緒に話をしながら、少しでも家族さんの負担が減るように、とか。そういうのを考えてメニューを考えて一緒にメニューこなしたりするのが、やりがい、感じましたね。

藤田 あれですね、お話聞いてると、現場の仕事そのものっていうより?家族さん含めて、みんなでその人のことを考えて何かやる、っていう、チームワーク?そういうことに魅力を感じるタイプみたいですね?

木谷 そうですね!なんか環境を考えたり、そうしたことで「ありがとう!」なんて言われると、すごくうれしい?そんな感じはありますね(笑)。

藤田 はああ。一人黙々と書類仕事したいです、みたいな、そんなんじゃなくて?

木谷 そんなんじゃなくて(笑)。

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