• 風爺

「わたしと介護」 第2回 (2/3)

そしてサンシャインへ

藤田 はああ。なんか感じわかる感じですね(笑)。

それからいよいよ、サンシャインに来られるっていう話になるんですが、どうしてサンシャインだったんです?

木谷 あれ、なんなんでしょうね?なんか人材なんとかで、そこに登録しておくと、どっか紹介してくれる、みたいなのがあって…

藤田 はああ。派遣会社じゃなくて?

木谷 じゃないと思うんですけど…どうなんでしょ(笑)?かもしれんですね(笑)。とにかくそこに登録してると、家に近いんで、サンシャインっていうところありますよ、って紹介してくれて。縛りっていうか、条件付けずに登録してたんで。

藤田 なるほどー。そういうことで。じゃあ、あれ?デイサービスでも良かったの?

木谷 いえ(笑)。デイサービスはちょっと(笑)。デイサービスも嫌いじゃないんですけど、疲れそうで(笑)。大きい声出すのも抵抗あるんで(笑)。

藤田 そうだよね(笑)。デイサービスとか、キャラを問うよね(笑)。

木谷 そうです(笑)。問います(笑)。

藤田 それで、サンシャインに来られて、見学でかな?その時の最初の印象は、明るい、キレイだったということですね?

木谷 そうです。建物もキレイで、清潔で。そのときデイサービスにも行かせていただいて、みなさんめっちゃ元気だなーって(笑)。明るいなーって(笑)。

藤田 あ、そう!?デイサービスにも来られたの?そのときわたしいたんじゃないのー?(笑)

木谷 あ、多分、おられたと思います(笑)。歌を歌っておられました(笑)。

藤田 歌?あーっ、歌うなー(笑)。来たの?(笑)

木谷 来ました。それから特養にも上がって、食介の場面もチラッと拝見して。照明とか、すごい明るいなって、感じました。その前に他のところも行ってたんですが、そこは暗くて(笑)、職員さんもなんかどんよりしてて(笑)。

藤田 あ、他のところも行ったんですか?何か所くらいいったんですか?

木谷 4ヶ所行きました。やっぱりその中でサンシャインは川も近いし、見晴らしもいいかなって(笑)。

藤田 へえー。それで、次の質問は、サンシャイン入社の決め手はなんですか?ってことだけど、これは…3回のボーナス!?(笑)。

木谷 そうです(笑)。そのときは6.2回分あるって(笑)。

藤田 6.2回分?そんなに?わたしのとき(10年前)は5.1回分だったけど(笑)

木谷 そうなんです。それが決め手で(笑)。

藤田 そっかー(笑)。

それから次の質問で、次第にディープな質問になりますが(笑)、サンシャインの特徴を一言で言うと?ってことなんだけど、「ない」ですか?


木谷 ないですねー(笑)。いやー(笑)、ないですねー(笑)。

藤田 そうですか(笑)。じゃあ仕方ないですね(笑)。

じゃあ次の質問です。尊敬できるスタッフはいますか?ということですが、どうでしょう?

木谷 他の階の方々のことはわかりませんが、同じ階におられますねえ(笑)。そういう人が増えればいいなっていう人。

藤田 へえー。そうなんだ。じゃあその方、どんなところが尊敬できるんです?

木谷 いやー(笑)。話なんでもきいてくれるし(笑)。相談できる人です。その方見てると、視野が広いなって感じます。仕事の回し方なんかが。利用者様への気配りも素晴らしいなって。

藤田 あ、そう。へええ。いいね。

じゃあ次の質問で、どんな後輩が入社してほしいですか?ってことだけど。

木谷 責任感のある人がいいです。志があって、一緒に頑張っていこうと思える人。利用者様のことでいろいろ気付ける人がいいです。ここをこうしたらいいんじゃない?って。

藤田 いいですねえ。でもそのときの「志」って、どういう志がいいって思います?

木谷 はああ。そうですねえ。自分がされたらどう思うかを考えて、自分がされたいようにしてさしあげることができる人っていうか。自分がその利用者様だったらどう感じるかっていうことをいつも考えて、介護をするっていうか。

藤田 なるほど。すごいねえ。

「介護」ってなんだろうか?って考えると、難しいよね。

木谷 そう。介護をする人とされる人と、どちらの視点にも立てる人っていうか。

藤田 はああ。いいですねえ。そんな人、どんどん入ってほしいですね(笑)。

木谷さんがサンシャインに来られてから、そんな人、入ってきました?

木谷 入られました!

藤田 え、入ってこられたんですか!?

そういう人、絶対辞めてほしくないね。

木谷 そうなんですよ。しっかり着眼点をもってらして、もっとこうしたらいいっていうことを言える人なんですよ。

藤田 へええー

木谷 やっと出会えた!って思って(笑)。そういうことを話せる人がいなくて。

藤田 へええ。いいなあ。じゃあ今いっぱいいるじゃない。話せる人が。

木谷 そうなんです。うれしいです。

変化って結構エネルギーがいるじゃないですか?変化をいやがる人がいるし、そういう人のほうが多いかもしれませんけど、誰のために?利用者様のために、って思ったらできるじゃろって(笑)、思うんですけど。そう考えられる人がいないって思います。

藤田 へええ。そういうことばを聞くとなんだか心強いな(笑)

じゃあ次の質問です。仕事で失敗したこと、成功したことってなんですか?っていうんですが。

木谷 前の施設でのことですけど、利用者様の声を聞いて、それで意見をまとめて会議で発信したらそれが通って、よかったなあ、と思ったことがあります。

藤田 なるほど。サンシャインでなんかないですか?

木谷 失敗したことならあります(笑)。

藤田 はあはあはあ。どんなことですか?

木谷 報告を忘れて、もう排便があった利用者様に、下剤を飲ませたとか(笑)。

藤田 そりゃ出過ぎましたね(笑)。

じゃあ次の質問で、仕事で楽しいと感じるのはどんな時ですか?

木谷 やっぱり利用者様から感謝のことばをもらったときが一番うれしいですね。「あ、あんたがおってくれるんじゃね」とか言われたら、じわーっとうれしくなるっていうか。会ったら利用者様の顔が変わるんですよ。にこーっとして、ふわーっとして(笑)。そういうときはうれしいですね。

藤田 うれしいですよねー。

木谷 なんか覚えてくれてるんだ、って思って、うれしいです。

藤田 それはありますよねえ(笑)。わたしなんかも一緒です。

えーっと。次の質問で、大変だった仕事ってなんですか?ですが、これは認知症の人への対応ってありますね?

木谷 ええ。前の施設のことですけど、もう帰宅願望がすごくって、歩けんけど車椅子から立ち上がって歩こうとされるんで、転倒リスクがある人で、そういう人にどういう対応したらいいのかな?って思って。ことばで対応するのは簡単じゃないですか?「立たんで」とか「せんで」とか「やめて」とか。でもそれを言ったら逆上するっていうか、本人は何かしたくて立ち上がろうとしてるのに、それを止めるっていうのはどうなんかな?って思って。それで歩きだしたら一緒に寄り添って歩いて、気が済むまで歩いて、それを続けていると話してくれるようになったりとか、行動が落ち着いたりとか。それは結構時間がかかりましたね。いつもこの時間に歩き出すよねとかみんなで話し合って、じゃあこの時間に歩いてみようかって、やってみたら落ち着いてきたり。

藤田 認知症の周辺症状だよね。

木谷 そうです。だからそういう症状が出たらそこにとことん付き合っていくっていうか。ぶっちゃけ、大変じゃないですか?もうええけえやって、とか言っちゃいそうになるんですけど(笑)、そうしたらさらにそういう症状が出るんで、そんなことせず、どこまでも付き合っていくというか。

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