• 風爺

「わたしと介護」 第2回 (3/3)



今後、挑戦したい仕事は?

藤田 そうだよねえ。それができれば大したものだよねえ(笑)。

今度の質問は、今後挑戦したい仕事はなんですか?というのですが、「ない」ということだけど?

木谷 ええ(笑)。ないです。まあ、無理に考えると(笑)、医療系の知識を深めたいなって思いますけど。看護師学校に行こうとまでは思わないけど(笑)、なにかの資格を取るとか。

藤田 わたしの知ってる人の旦那さんで、心療内科の資格を取りたいと思って、仕事辞めて大学院行った人がいるよ。

木谷 あ、そういう、メンタルヘルスっていうか、精神医療的なこと、わたしも興味あります。

藤田 そう?

木谷 例えば、虐待されてる人がいて、それはもちろんいけないことなんだけど、じゃあなんで虐待が起きたのか?ということを探りたいっていうか、そうすることで次の虐待が防げるんじゃないかなって思うんです。

しんどいって方がいたら、そこを吐き出せる、そこを聞いてあげられる存在になりたいですね。

藤田 いいなあ。そうだよね。対症療法じゃあ意味ないもんね。

じゃあゆくゆくはそっちの方面で仕事がしたい、ってことですね?

木谷 そうですね(笑)。大変そうだけど。

藤田 では次の質問です。後少しですから、がんばって(笑)。

今後の仕事への希望と展望っていうのだけど?

木谷 これはさっきも出たんですけど、自分ならどう思うか、そういう人の気持ちを考えられる人が、介護の世界一般に増えて欲しいです。

藤田 ほうほうほう。いいなあ。じゃあ、そうなるようにするためには(笑)、どうすればいいと思います?

木谷 そういう気持ちの人が、どんどん発信していかなきゃいけないと思います。そうしたらそうでない人の気持ちも変えられるんじゃないかなあ。

藤田 はあ。面白いなー。木谷ウイルスをどんどん広げていこうっていう(笑)。

もしそういう発信媒体が必要なら、いくらでもお手伝いしますので(笑)、そのための企画室なので、一緒にやっていきましょう!

で、最後の質問になります。「あなたにとって介護とは?」

木谷 そうですね。やさしさがないと介護はできんし、やさしさも一方的な思いだけではできんと思います。お互いの気持ち、お互いの信頼関係がないと、介護ってできんと思うんですね。だからそのためには、介護する人とされる人の間にそういう信頼関係がなきゃいけない。で、そういう信頼関係をつくるためには、介護する人が、される人だけとは限りませんが、一緒に介護する人でも、とにかく人の気持ちを「思いやる」ことができんといけんと思うんです。だから「介護とは?」と問われて、一言で答えると(笑)、「思いやり」かな、と。

藤田 はあー。いいなあ。介護って一方的じゃないもんね。介護する人される人、お互いが「思いやり」で結ばれて初めて、そこに「介護」が生まれるっていうことですね。すばらしいですねえ(笑)。「介護」をするためのスキルが「思いやり」なんだ!

木谷 そうですね。

藤田 でもさあ、ってことは、一般的に言って、みんながみんな「思いやり」をもって利用者様とかに接してないってことだけど、そういう人がいる、それはなぜなんだと思います?

木谷 うーん。たぶん、その人に興味がないんだと思います。

藤田 はあー。興味がない?

木谷 ええ。この人のこういうところ、いいなあ、とか思えれば、こういうケアしてあげよう、とか考えが出てくると思うんですけど、そうじゃなくて、ただ仕事じゃけえやる、っていう考えになると「思いやり」って出てこないですよね。

藤田 なるほどー。そうだとどうしようもないね。

木谷 ええ。向いてないですね。介護には。

藤田 わたしもあんまり思いやりがある方じゃないんですけど(笑)。木谷さん夜勤明けなのにこんなに長時間引っ張っちゃって(笑)。ごめんなさいね。

木谷 いえ(笑)。

藤田  じゃあ、これで終わり(笑)。

「人の気持ちを思いやる!」これ素晴らしいなと思います。しっかり発信していきましょう!長い時間、ほんとにありがとうございました!

木谷 いえ、こちらこそありがとうございました。

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