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J's Cafe
社会福祉法人サンシャインができたのは今から16年前の2006年11月1日のことだった。
以来広島市南区南蟹屋町という比較的都市部に近い平地に介護施設ができたことで、
多くの利用者様から重宝をいただいてきた。
そして今、
創業者である上野以和生さんから数えて6代目に当たる山下淳さんが、
ここで福祉の光を絶え間なく灯し続けている。
その昔河童が出るということで名付けられた猿猴川。南区をゆったり流れるその河畔に架かる平和橋と東大橋の中間に社会福祉法人サンシャインはある。それからもう少し下流に、われらがカープに入団したての若鯉たちが住まう「広島東洋カープ大州寮」があるのだが、その西隣にあるのが「大州第一公園」だ。
2017年春。サンシャインのデイサービスのスタッフが、その日のお昼に利用者様たちと一緒に桜を愛でようと大州第一公園の中に段ボールの道を造っていた。公園の中は車いすの車輪がとられそうな柔らかい黒土が盛られていたので、そうならないようにという工夫である。車の停められる道路から桜の木の下まで20m以上あった。そこに段ボールを敷いていくのだ。担当スタッフは一人でその作業をしていた。
そこにどこからかふらっとやって来て「手伝いましょうか?」と優しく声を掛けた男がいた。それが今現在サンシャインの常務理事を務められている、山下淳さんのサンシャインでの最初の仕事だった。
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