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執筆者の写真企画室:藤田

フラっとして。グッときて。

ようやくサンシャインにフラのみなさんがやって来てくださいました。われらが井上さんがこよなく愛するフラの世界の道先案内人「フラ・ハーラウ・マナオラナ」の先生と生徒さんたち!総勢29名の皆様!中でも誰よりも再会を喜んでくださったのが下の写真中央のフラの先生、大石有規枝(ゆきえ)さん。古典フラの力強さとそれをささえるやさしさがいつも同居していらっしゃるよう。心づくしの舞いに心動きます。

下の写真は会が始まる前の一致団結式の様子。もう何人おられるのかもわからないぐらいの人たちがおられます。凛とした円状の手鎖には、真摯に踊る決意と楽しんじゃおうという茶目っ気が交叉しているよう。

そしてついに始まる群舞の数々。下の写真は1曲目『Hilo Medley』。今回もデイサービスのご利用者さまだけでなく、近隣から噂を聞いて駆けつけてきてくださった方や教室の追っかけの人たちなどで所狭しの熱気あり。

今回は初めて子どもさんの参加がありました。下の写真は6曲目『Mele Ho'ala Moku』。それにしても彼女たちの口角の上がりっぷりはどうでしょう!緊張されておられるに違いないと思うのですが、どうしてこんなに魅力的に舞えるのでしょう?わかりません。このときは控室から4名の教室の方々が出てきてウキウキした様子で魅入られておられました。

こちらは衣装を変えて3人で。10曲目『Po La'ila'i』。真夜中の散歩をモチーフにした曲。言われないと子どもさんとは思えませんね。

同じダンスでもブレイクダンスなんかとは違ってフラって動きが滑らかで、流れる川をずっと見ている感じを思い出します。こうして出ておられる皆さんそれぞれがひとつの流れでありひとつの波紋でありひとつの時の経過であるような。下の写真は7曲目『Maui Loa』。最もハワイアンらしい曲です。

出てまいりました。われらの井上さんを中央にした8曲目『Kane'ohe』。とても軽快な曲で、井上さんもとっても楽しそう!

そして下の写真には大石先生もおられます。11曲目『Aloha Pumehana』。「温かい愛」という意味だそうです。草の葉の長~いレイと大きな橙色の肩掛けの衣装が特徴的ですね。

大石先生と言って思い出すのは壺井栄さんの小説『二十四の瞳』(1952年)に出てくる主人公の先生。その2年後高峰秀子さん主演で映画にもなったので知っている方も多いと思いますが、映画の中で大石先生は教え子の子どもたちから「小石先生」とあだ名をつけられます。フラの大石先生も決して大柄な方ではないのですが、実際踊られる姿を拝見すると決して小さくは見えません。むしろ大きく大きく見えてしまいます。これが「オーラ」というものなのかもしれません。


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